4つの活動分野

アニマル・ドネーションは、動物に関する4分野の団体を寄付先としています

保護団体
介在団体
伴侶団体
啓発団体

それぞれの分野の説明と、選ぶ際の観点などを説明します。

保護団体

迷い動物や飼い主による放棄により行政の動物愛護相談センターなどに収容されている動物を保護し、新しい飼い主さんを見つける活動をしています。現在(平成28年4月)、動物愛護管理行政業務を行っているのは、全国114の自治体(47都道府県、20政令指定都市、47中核市)です。民間の保護団体に動物の譲渡を許可していない自治体もあります。
保護団体には、さまざまな特徴があります。保護施設を持つ団体、自宅で保護された動物を預かるネットワークでレスキューしている団体、また特定の犬種のみに特化した団体など、人数も活動エリアもそれぞれ特徴があります。

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介在団体

動物と触れ合うと精神が安定したり、オキシトシンという幸せホルモンが出て人間にメリットがあります。その効果を生かし「動物介在教育」「動物介在療法」「動物介在活動」というような活動をしている団体です。もちろん参加している動物たちの福祉も配慮された活動です。

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伴侶団体

伴侶団体とは、人間の暮らしをサポートする犬たちを育成するための団体です。たとえば、目が不自由な人をお手伝いする「盲導犬」、耳が不自由な人をお手伝いする「聴導犬」、手足が不自由な人をお手伝いする「介助犬」などで、特別な訓練を受けたのち認定されています。
犬たちを育成する団体は、全国にあります。育成方針等はそれぞれの団体によって違いがあるため、自宅近くの団体を選ぶのもひとつの方法ですし、団体の紹介ページや各団体のホームページなどをよく読んで活動に共感をして支援先を選ぶという方法もあるでしょう。

盲導犬

盲導犬

目に障害のある人が、安全に過ごせるよう、段差や障害物、 曲がり角などを教えてくれます。
ハーネスと呼ばれる器具を胴体につけているのが特徴です。会社に一緒に通勤したり、買い物も一緒に行きます。

写真提供:公益財団法人東日本盲導犬協会

介助犬

介助犬

手足に障害のある人の、介助サポートをします。電話を持ってきたり、落とした物を拾ったり、スイッチを押したりします。障害の程度によって、役割はさまざま。冷蔵庫の開け閉めもできます。

写真提供:社会福祉法人日本介助犬協会

聴導犬

聴導犬

耳に障害のある人の、聴覚サポートをします。電話、チャイム、クラクションなど知らせてほしい音を聞き分けることができます。目覚まし時計が鳴ると、起こしてくれる訓練もしています。

写真提供:聴導犬普及協会

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啓発団体

動物に対する愛護活動や、動物のための福祉活動を中心に行っている団体です。
シンポジウムや印刷物等を通じ、動物を大切にする社会であるよう、子どもたちや動物の飼い主さんに啓発活動をしています。

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